学びの特長
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学生の興味を否定しません
「ラノベやアニメは低俗だからは卒論にはならない」…こんな考えは、本学科の教員には一切ありません。我々は、学生の興味に寄り添い、研究として成立するためのサポートをします。ただし、楽だということではありません。調査方法やまとめ方はしっかり指導します。
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豊富な体験教育を提供します
「体験教育」は、明星学苑全体の創立以来の教育方針の一つです。日本学科ではホンモノの体験を通じて日本文化を理解するプログラムを数多く用意しています。
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言葉の力を鍛えます
自らの興味を深める鑑賞力、社会に求められるコミュニケーション能力、すべての根幹は言葉の力です。本学科の授業は、読み書きだけでない多様な言葉の力を育みます。
学びの流れ
その好き、どうする?
漫画も茶道も、アニメも怪談も、どんな好きも大切なものであり、学びの種です。
日本文化学科の学びは好きを学びにつなげ、芯にする4年間をお届けします。
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年生体験する
文化体験を通して
好きの視野を広げます日本語レベルアップ
読み・書き・整理し・話すという言葉の基礎力を1年かけて鍛えます。
日本文化体験
競技百人一首、能、伝統話芸の講談など、様々な文化体験をします。
日文研究会
授業を超えた学びのサークルに入会できます。「落語講談研究会」「歴史を旅する会」「古典和歌を読む会」など様々な会が用意されています。
日文研究会を知る
『蝦蟇』編集部
『蝦蟇』は日本文化学科の学生が自ら編集する文芸誌。平成14年から続く、学生が編集を体験し、創作を発表する貴重な場です。
『蝦蟇』編集部を知る -
年生発見する
さまざまな学びを通して
新しい好きの側面を見つけます古典文化基礎演習/近現代文化基礎演習
専任教員の演習授業を4つ受講します。様々な学びを体験して興味の幅を拡げ、自分にふさわしい研究ジャンルを発見します。
地域文化研究
教室の外へ飛び出して、教員と旅をして文化を学びます。
能楽鑑賞会
演劇評論家でもある田村良平教授の分かりやすく深い演目解説のあと、人間国宝の演技を鑑賞するという、一歩上の芸術体験をします。
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年生磨く
議論を通して
好きへの理解を深めていきます日本文化演習
それぞれの専門を磨きます。作品を読み合い、議論し、自らテーマを設定して調査することで、専門性を高めます。
江戸文化論/和歌文学/日本文化特講
講義科目で、さまざまなジャンルの最先端の研究に触れます。
デジタル出版論/編集デザイン
実践的な授業で発信の要素が増えてくるのもこの学年です。
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年生発信する
卒業論文を通して
しっかり相手に伝えます卒研演習
仲間と学び、先生から指導や添削を受けながら、4年間の学びの集大成である卒業論文を完成させます。
主な卒業論文
日本文化学科の学びの幅広さは、卒業論文のタイトルに現れています。優秀作の一例をみてみましょう。
- インスタグラムにおけるファッションの様相——個性と模倣のあり方
- 新選組群像の描かれ方~『燃えよ剣』以降の作品を考察して~
- 政宗期における伊達家の茶の湯の特質と変遷
- 朝鮮通信使の日光道中―琉球使節との比較を通じて
- 『六道絵』にみる「人の世」観
- 和泉式部日記における和歌と人生
- 村上春樹論―葛藤と共に生きる「僕」の身体―
- 泉鏡花における水ーー水の三つの役割についての考察
- 『源氏物語』朝顔の姫君について
- 江戸時代における漢文教育—古義堂を中心として—
- 流行歌における「僕」の変遷
- 日本語教育のやさしい日本語-文の構造と必要性-
免許・資格
明星大学日本文化学科で取得できる資格はこちらからご確認下さい。中学、高校の国語の教員免許、博物館学芸員、図書館司書の資格をめざす学生も毎年多くいて、互いに切磋琢磨しています。
- 中学校教諭一種免許状(国語)
- 高等学校教諭一種免許状(国語)
- 学校図書館司書教諭
- 図書館司書
- 博物館学芸員