明星大学 人文学部 日本文化学科オリジナルサイトへようこそ
日本文化学科には日文研究会という、授業でもサークルでもない勉強会があります。学科の先生方が提示するテーマに基づき、学生が中心になり日々活動しています。
活動内容の紹介
日本の武道と中国の武術を比較しつつ、両者に対する認識を深めてゆきたい。ただし、単なる机上の学習にとどまらず、「女子護身術」も含め、双脚の筋肉の手軽な鍛錬法など、日常に役立つ運動の習慣を身につけることも、本研究会の大きな目的である。新たな「必殺技」の開発なども大いに歓迎する。 ただし、本研究会はあくまで学生が主体になって進める研究会であり、顧問教員は助言者にとどまることを自覚してほしい。顧問教員は、ヘナチョコ空手とヘッポコ太極拳の習得者にすぎず、少し嗜んだはずの蟷螂拳もほとんど忘れているのが実情である。 学生諸君の希望があれば、現代武術としての芸術的少林拳が成立する以前から存在する古武術とも称すべき戦闘的少林拳の専門家を招くことも視野に入れている。
活動内容の紹介
(活動目的)
良質な映画をなるべく多く鑑賞し、映画の楽しさを知るとともに、映画の意味について理解を深めます。
(活動内容)
1.年度初めに可能な限りテーマを設定して、当面鑑賞する映画を選定します。
2.映画を鑑賞したら、そのテーマや表現法について議論し、作品が持つ意味について考えます。 できれば、それぞれの映画と社会や時代との関係について考えます。
3.星友祭で映画上映会を開催し、上映作品のテーマや表現法などについてみんなで討論します。 それによって、鑑賞した映画の意味について理解を深めます。
なお、活動曜日等については初回に話し合いで決めます。
活動内容の紹介
原則として隔週火曜日開催の研究会と、蒼星祭(10月11日・12日)などの催しへの参加の二本柱で活動しています。最近の喜ばしいニュースは新入生が加わってメンバーが倍増したことです。
定例の研究会では、日本語のことば遊びや漢字についての議論、古典作品の読解などを行い、その成果を催しの準備に繋げています。今年の蒼星祭でも、ことば遊びの大人版も披露すべく準備中です。
活動内容の紹介
古典和歌のうち、昨年から、後鳥羽院が主催した『撰歌合』(建仁元年・一二〇一)を二首(歌合ですから)ずつ、判詞を併せて読んでおります。当代一流の歌人が勢揃いした豪華な歌合です。しかも、計五〇番しかない。これはやるしかないと、選びました。
その際、和歌の読み方、調べ方も指導いたします。和歌にはまっていく学生が多く出ることを期待しています。なにしろ、和歌こそが日本古典文学の王道なのです。和歌なくして日本の古典もないのですから。
和歌についての知識など最初から期待していません。和歌のみならず調べることが好きな人なら誰でも大歓迎です。
資料はこちらで用意します。
活動内容の紹介
昨年度は『源氏物語』第2帖「帚木」の巻を輪読しました。この巻は光源氏青春時代の幕開き。さまざまな人間模様が描かれます。本年度はこの巻を読了し、続く第3帖「空蝉」以降を順次味読します(田村が不在の回は学生主体で開催します)。
休暇期間には研究会合宿として旅行もしくは移動教室の実施も考慮。秋の星友祭には、23号館学科室(和室)に研究発表の場と茶席(抹茶の呈茶)を設けて参加予定です。
活動内容の紹介
落語・講談といった伝統的な話芸を楽しみながら学ぶ研究会です。 合い言葉は「話芸は生に限る!」。CDや本に頼らず、できるだけ生で話芸を見て、感じる事を心がけています。具体的な活動は、
1.学園祭「蒼星祭」や放課後にプロの落語家さんをお招きして話芸を楽しむ。
2.地域の落語会にお邪魔して楽しみ、そのあと落語家さんたちと交流を深める。
3.落語の現在と未来について語り合う!
といった所です。昨年は実際に落語を演じる体験もしてみました。
私(指導教官勝又)としては、卒業したら多分できないだろう貴重な体験をさせてあげられるよう努力しています。
メンバーはみな初心者です。ともに楽しみながら話芸の世界に親しみましょう!
活動内容の紹介
日本の近現代の小説・詩・短歌・俳句などを読みます。高校の教科書や大学の授業でなかなか取り上げられることのない多くの名作・問題作に触れ、「正解」にとらわれない各自の自由な読みをぶつけあうことによって、作品に対する理解を深めることを目的とします。これまで、泉鏡花・宮沢賢治・安部公房・川端康成・道尾秀介・伊坂幸太郎やライトノベルなどを読んできました。
また、秋の星友祭でも、毎年研究成果の展示をおこなっています。昨年のテーマは「悪女」。今年も、参加者の希望に添う形でテーマを絞り込んでゆこうと考えています。
活動内容の紹介
日本語とはどんな言語かを、言語学の文献を読みながら考えて行きます。おんな言葉、おとこ言葉、わかもの言葉、といった日本語の「言葉づかい」や、地域方言の特徴などをベースに学ぶと同時に、世界のさまざまな言葉と比べてどのような特徴があるのかを知っていきます。
私たちの言葉の知識にはさまざまなものがあります。単語の意味、文法の規則はもちろんのこと、「老人っぽい言葉づかい」「若者っぽい言葉づかい」「店員らしい言葉づかい」「女らしい言葉づかい」などといって、話す人のキャラクターをほうふつとさせる言葉遣いのパターンもいつのまにか知っています。また、日本にはさまざまな方言があります。外国語には「~らしい言葉づかい」や、方言があるのでしょうか。入門用にやさしく書かれた言語学のテキストを読んで、研究していきましょう。
活動内容の紹介
芸術からサブカルチャーまで、オリジナル作品から複製芸術まで、様々な美術および視覚文化について学ぶ研究会です。
活動方針はふたつあります。まずは実際の作品を「自分の眼で見る」こと。休日を利用して、美術館や博物館見学に行きます。ときに学芸員さんからレクチャーを受けることもあります。
もうひとつの活動方針は、秋の学祭・星友祭への参加です。テーマを決めて、企画展を開催します。テーマはたとえば〈紙〉。印刷物でも画材でも工芸品でも工業品でもある、〈紙〉の世界にあらためて注目し、その魅力を楽しく学べる展示にしようと、メンバー一丸協力しています。
知識のあるなしに関係なく、美術や視覚文化の好きな方、博物館学芸員に興味のある方、ビジュアル・イメージをじっくり見て、考えてみたい方を歓迎します。
活動内容の紹介
歴史と旅——そういう名の雑誌が出るほど、このふたつの関係は緊密です。私たちはタイムマシンに乗って過去の世界へ(未来にも)行くことはできませんが、いま残された寺社や城郭・古墳などをめぐり、また文献を調べることで、過去の出来事や暮らしに迫ることはできます。当研究会は、①主に関東圏で、興味のある史跡を選び、調査してプレゼンテーションを行い、②その上で現地に足を運ぶ(フィールドワーク)という、インドアとアウトドアの活動をします。有名な観光史跡のなかに、隠れたスポットを見つけられたら、うれしいものです(合宿・遠征も応相談)。秋の星友祭では、各自が事前調査と実地踏査の成果をまとめ、写真などを使ったパネル発表を考えています。子供から年輩の方にまで、面白いと感じてもらえるような、歴史の道先案内人をめざしてください!