ゼミ紹介

日中比較文化、漢文学(古田島 洋介ゼミ)

研究テーマ

古田島ゼミ イメージ画像

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 日本は昔から中国と深く関わりつつ歴史を歩んできました。しかし、親と子がよく似ていながらも別の人格を持っているように、日本も単なる小型の中国ではありません。日本文化は中国文化と比べると、どこが似ていて、どこが異なるのか。この日中比較文化という方法を通じて、日本文化の真の姿を明らかにしてゆきます。

古田島ゼミってどんなゼミ?
紹介してくれるのは台湾旅行5回!の記録を更新中の松本 優花(まつもと ゆうか)さんです
Q
古田島先生って、どんな人?
A

 日中比較文化と漢文学がご専門ですが、大学時代はフランス文学を専攻されていたようです。また、日本の武道と中国の武術にもお詳しい武闘家!?でもあります(笑)。
 常々「若いうちに海外に行ってこい」と話されています。わたし自身、今度台湾へ留学するのですが、偶然にも、留学先がかつて古田島先生が学んだのと同じ台湾大学だったこともあり、とても親身に相談に乗っていただきました。台湾で生活する上でのポイントやアドバイス、当時お世話になった先生のこと、そして大学周辺の美味しいお店の情報なども紹介していただき大変感謝しております。

Q
古田島ゼミならではのポイントを3つあげてください
A

①和気あいあいとした雰囲気:
 先生のユニークな人柄をそのまま反映したようなゼミです。大学の教授というと、堅苦しくて近寄りがたいイメージを抱きがちですが、古田島先生はとても気さくで温厚な親しみやすい先生です。難しい事柄も冗談や小話などを交えて、わかりやすく、楽しく教えてくださるので授業中は笑いが絶えません。
②学生が主体のゼミスタイル:
 わたしたち学生が主体となって研究するというゼミスタイルですが、困った時は先生がやさしく手を差し伸べてくださります。
③少人数できめ細やかな指導:
 少人数だからこそのきめ細かな指導。研究テーマも幅広いので、自分が興味があることについてわりと自由に学ぶことができます。

Q
古田島ゼミでの研究テーマについて教えてください
A

 日中比較文化と漢文学の2つが主な研究テーマなので、その分野に少しでも関心がある方は古田島ゼミをおすすめします。また、それ以外にも先生は幅広いテーマを受け入れてくださるので、「日本と韓国の文化」や「日本と台湾の文化」を研究対象としているゼミ生もいます。
 学生が自主的に研究するという大学ならではのスタイルを取っており、「知りたい! 学びたい!」という好奇心・探究心を熱心にサポートしてくださります。

Q
その中で松本さんが研究していることは?
A

 2年次に参加した2週間の台湾での語学研修をきっかけに、日本と台湾の文化の比較を行っています。日清戦争後に日本が統治していたにも関わらず、なぜ台湾は屈指の親日国家なのか、さらなる日台友好をめざし日々勉強中です。
 じつは大学生になるまでは、台湾についてほとんど知識がなく、中国語の勉強も当初は気乗りがしませんでした。研修で訪ねたことから虜になり、ここ数年で旅行した回数は5回、今度の留学で6回目になります(笑)。何よりの魅力は人のやさしさです。日本でも電車で席を譲る人を見かけますが、台湾ではそんな光景に1日4、5回も遭遇します。とても素敵な国民性だと思います。古き良き日本人の感覚に近いのかもしれません。

Q
卒業論文のテーマは何にするつもりですか?
A

 『定婚店』にみる「縁」について、研究および日本と台湾の文化の比較をしようと思います。『定婚店』は、奇談を集めた中国の古い類書『太平広記』に収められた逸話で、「運命の赤い糸」のもととなった話です。ただし、男女を結ぶのは糸ではなく縄で、手の指ではなく足なんです。月下老人(赤い糸を司る神様)を祭る神社は台湾にあり、日本からも多くの観光客が訪れます。わたしもお参りしましたが、いただいたのは糸ではなく少し太めの紐でした。あまりロマンチックな感じではありませんね(笑)。日本ではなぜ、指なのか、その違いについても調べてみたいと思います。台湾に1年間留学するので、現地の文献や実地踏査なども取り入れてまとめたいと考えています。

Q
まだゼミを知らない後輩や高校生へメッセージをお願いします
A

 高校と大学の最大の違いは、自分が興味のある分野や事柄に特化して学べるという点です。その象徴的な学びの一つがゼミです。日本文化と聞くと「堅苦しい」「古臭い」という印象を持たれるかもしれません。しかし、グローバル化が進む現代だからこそ海外に目を向けるばかりでなく、母国日本の文化を深く理解するべきだと思います。
 「興味はあるけど何からはじめて良いか分からない」「日本文化を発信したい」「世界を舞台に活躍したい」という皆さん、改めて日本について学びませんか? 学べば学ぶほど奥が深く、今まで知らなかった日本を再発見できます。そして、日本文化を学んでいくうちに、日本に対する愛情と誇りがわいてくるはずです。